必ず行わなけれならない基本の治療法

糖尿病の治療方法は、進行具合などによっていくつかの段階に分けられています。

初期の段階では、食事療法や運動療法などの治療が行われます。

これらの治療法によって血糖値が正常になるのであれば食事療法や運動療法で血糖をコントロールしていきます。

特に、食事療法は糖尿病の方にとっては必ず行わなけれならない基本の治療法です。

ですので、今回は糖尿病の方の食事やカロリー制限などについてお話をしたいと思います。

まず糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンの分泌や、働きの低下、インスリンが細胞の破壊によって分泌が出来なくなってしまうという病気です。

インスリンの減少や機能低下によって、食事から摂取したブドウ糖が体内で上手に利用する事が出来なくなってしまい、血液の中にブドウ糖が溜まってしまいます。

ブドウ糖が血液中に溜まってしまいますと、高血糖を引き起こしてしまい、そのまま放置してしまうと合併症を引き起こしてしまいます。

合併症の発症や進行を予防するためには、食事から摂取し体内へと入ってくるブドウ糖の量を制限し、血糖をコントロールする事が基本となります。

血糖を良い状態でコントロールする事が出来れば、「2型糖尿病」の場合には、食事療法だけでも十分に改善する事が出来ます。

「1型糖尿病」の場合、インスリン注射で体内にインスリン注入を行っている方や、飲み薬を摂取している方でも、しっかりと食事療法を行わなければ折角の治療も良い効果を表す事はできません。

食事療法といっても、糖尿病の方の特別な食事があるわけではありません。

但し、一日に摂取するエネルギーの量が決められています。

ですので、それをきちんと守り毎日バランスの良い食事を取り続けて行く事が治療になるのです。

一日に摂取する適正なエネルギー量は、一般男性で1,400~1,800と言われており、一般女性で1,200~1,600と言われています。ですが、これはあくまでも目安です。

一日に摂取するエネルギーの量は人によって様々です。

きちんと病院の医師や栄養士の方と相談したうえで、ご自身の一日に摂取する適正なエネルギーの量を把握して下さい。

栄養バランスとは、3大栄養素と言われています「タンパク質」「糖質」「脂質」この3つの栄養成分を適切な配分で摂取する事が大切です。

その他にも「ミネラル」や「ビタミン」の補給も欠かす事のできない大切栄養成分です。

食事制限の際、ついついミネラルやビタミンの摂取が不足がちになってしまう場合がありますので、きちんと摂取するように心掛けて下さい。

糖尿病の食事療法には、基本的に食べてはいけないものと言うのはありません。

ですが、摂取し過ぎは絶対に良くはありません。

一日の摂取するエネルギーの量をきちんと守り、規則正しい生活習慣を送るよう心掛けて下さい。