この病気になりやすい体質の存在

糖尿病を発症している方の多くに、両親や兄弟なども糖尿病を発症している方が多く見られたために、昔から糖尿病は遺伝性なのでは?と言われ続けてきました。

糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があり、特に遺伝的な影響が大きいと言われていますのは「2型糖尿病」の方です。

ですが、両親や兄弟などに糖尿病を発症した事実が無い家族に比べて、両親や兄弟などが糖尿病を発症している方の家族の方が糖尿病になりやすいという事は事実なのですが、「糖尿病」そのものが遺伝するというわけではありません。

正確には「糖尿病になりやすい体質」が遺伝してしまうのです。

ですので、両親や兄弟が糖尿病だからといって必ずしもご自身が糖尿病になるとは限らないのです。

ご自身が「糖尿病になりやすい体質」なんだと、きちんと自覚し、生活習慣を正しくするように気をつけていれば糖尿病の発症を免れる事ができるのです。

ですが、糖尿病を発症した方の多くが両親や兄弟なども糖尿病を発症しているという事実から「糖尿病が遺伝する」という間違った伝え方がされてきたのですね。

また、「糖尿病」や「糖尿病になりやすい体質」の遺伝そのものが違うという意見もあります。

そもそも遺伝的なものではなく、生活環境に問題があるのでは?という考えです。

例えば、両親がカロリーの高い食べ物ばかりを好んで食べていると、どうしてもその家庭のお子様も高カロリーのモノを好んで食べる様になってしまいます。

そういった食生活を何十年も続けていきますと、肥満体質になってしまいます。

肥満体質になると、細胞がうまく糖を取り込む事が出来なくなり、血糖値が減少しにくくなってしまいます。

更に悪化してしまうと、インスリン自体の分泌が出来なくなってしまいます。

肥満体質になってしまうと体内でこのような現象が起こりはじめ、糖尿病になる確率が高くなってしまうのです。

ですが、それは両親などからの体質的な遺伝というよりも、高カロリーを摂取し過ぎた食生活が招いてしまったという見方があり、日頃の食生活などの影響が大きいとされています。

糖尿病は生活習慣病とも言われているくらいですので、普段の生活において、ご自身できちんと自己管理を行い糖尿病などのような生活習慣病と言われている病気にならないように未然に防ぐことが大切です。

糖尿病は、一度発症してしまうと完治する事は出来ない病気です。

日頃からきちんとした生活習慣を行い、遺伝体質に打ち勝つ身体づくりを心掛けで下さい。